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2013 年度 実施状況報告書

日本に暮らすアフリカ人の健康問題と生活の諸相との関連についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 23500885
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

若林 チヒロ  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (40315718)

キーワード国際情報交換 / アフリカ / ガーナ / 日本 / 外国人 / 生活 / 健康 / 移民
研究概要

1980年代以降、来日し定住する外国人が増加するなか、ガーナやナイジェリアを中心としたサブサハラアフリカ出身者の来日も増加した。このことは、家庭や地域でアフリカ出身者と生活を共にするという、日本の人々や日本社会にとって初めての経験をもたらした。本研究の目的は、アフリカ出身者の滞日生活の現状と諸問題およびその背景を把握すると共に、滞日経験者とその家族の経験を通じてみえる日本人や日本社会を描くことにある。
今年度までに、滞日者と帰国者およびそれら家族への調査を実施した。初期の来日から30年以上が経過し、帰国する人、母国と日本および第三国を往来する人など、彼/彼女らは多様に生活の場を展開している。一世は、失業や転職、離婚・再婚、病気などの生活課題に直面しつつ、子の独立、退職、高齢化といった新たなライフステージを迎え、二世は独立したり新たな家庭を形成したりする段階に入っている。本研究ではこれら生活変化を記録として残すことに努める。また前年度に引き続きアフリカに関するデータが得られる行政統計の特徴把握と整理も実施した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究は計画当初に実施していた調査の実施が遅れているため、当初予定の期間を1年間延長することとした。

今後の研究の推進方策

今年度はこれまでに実施した調査結果や収集したデータをまとめ、本研究全体の集約を行う。

次年度の研究費の使用計画

本研究は全体の進行が遅れ、当初3年計画であったものを4年計画に変更した。そのため次年度使用額が生じた。
次年度使用額は、当初最終年度に使用予定であったデータ整理人件費、調査費、公表等のための費用に充てる予定である。

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公開日: 2015-05-28  

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