研究課題
基盤研究(C)
新規ケラチナーゼ酵素と食品添加剤としても用いられている天然由来のセラック樹脂を用いて、羊毛の防縮加工法を検討した。セラック単独処理およびセラック/酵素複合処理後の防縮性、強度、形態学的変化、表面化学組成、風合い等について調べた。SEM観察の結果から、酵素単独処理ではフィブリル化及び損傷が見られるが、セラック単独処理およびセラック/酵素複合処理では形態学的変化は観察されず、セラック単独処理によって良好な防縮性と強度が示され、セラック/酵素複合処理によってさらに改善された。
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Proc. of 5th International Symposium on Dyeing and Finishing of Textiles (Proc. of International Symposium on Fiber Science and Technology 2014)
(独)日本学術振興会繊維・高分子機能加工第120委員会年次報告
巻: 64 ページ: 41-44