研究課題
基盤研究(C)
各種食用担子菌にセラミド含有糖脂質を見出し、その構造と生理活性を明らかにした。マイタケ、エノキタケより得られたスフィンゴ糖脂質は主要長鎖塩基はC18:1とC20:1のsphingenine、脂肪酸は2-OH C16:0と解析した。マイタケ、エノキタケには共通してGSL-1が存在し、その化学構造はGlucosyl-β(1→1)-ceramideと同定した。また、マイタケ、エノキタケ、ヤマチャタケ、ヤマブシタケ、ハナビラタケおよびマツタケは属レベルが異なるものの、いずれの総脂質でも免疫賦活作用が明らかにされていることから、きのこ総脂質における免疫賦活作用は担子菌門共通である可能性が示唆された。
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