研究課題
基盤研究(C)
主食食材のアリル炭化水素受容体(AhR)活性を評価し,それらに含まれる天然由来のAhR活性化成分について精査した.穀類,野菜エキスについて,AhR活性を検討した結果,穀類では米等に,野菜ではブロッコリー,ほうれん草等に比較的強い活性が認められた.活性を示した試料の活性画分について,含有成分の単離精製を試みたところ,米の活性画分からsinapoyl配糖体等,6種の化合物を単離することができた.またブロッコリーの活性画分から11種の化合物を得,neoascorbigenやsinapoyl配糖体に顕著なAhR活性化作用が認められ,新たな天然AhRリガンド候補成分を明らかにすることができた.
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Molecules
巻: 19 ページ: 4956-4966