今年度は,1)キッチン実験の開発,2)ジオパーク,学校教育現場での実践と検証,を行った。 1)今年度開発した実験としては,ガラスを使ったパリパリ溶岩実験(水中溶岩の形成過程を理解させるための実験),付加体実験,ドライアイスを使ったストロンボリ式噴火の実験があげられる。また,すでに存在する麩の火山灰実験やマッサージ器を使った火山体崩壊実験をジオパークでのニーズに合わせて改良し、実施した。 また、これらの成果を国際学会等で発表した。 3)ジオパークにある学校ー秋田県の八峰町の小中学校,和歌山県の串本小学校,北海道の白滝小学校,鹿追小学校などーで出前授業を行い,実験の教育効果を実践的に検証した。
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