研究課題/領域番号 |
23501023
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
土田 理 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (10217325)
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キーワード | 自然科学教育 / 科学教育 |
研究概要 |
次年度研究費使用計画 平成24年度中に引き続き構築予定であった画像保存展開用UNIXサーバについては,外注を含めてこの問題解決を図り,画像保存展開用UNIXサーバの構築を行うため経費を用いる。平成24年度中に東南アジア地域等での火山教材,気象教材の調査を実施出来なかったため,平成24年度からの繰越金を用いて,海外における火山教材調査を実施する予定である。 さらに「鹿児島市街地にある小中学校に通学する児童・生徒を対象とした,桜島と雲についての認識調査の実施と分析」に関して,平成24年度は本調査まで入ることが出来なかったので,児童 ・生徒の「気象・気候観」「火山活動」「桜島と雲」についての認識ついて基礎資料を得るために質問紙による意識調査を行う。この調査は被験者が 在籍する学校長の了解を受けた後,被験者の担当教師にも趣旨を説明し了解を得て行う。その際,個人情報の保護に十分に配慮した上で個々の情報の管理には十分の注意を行い,分析をすすめる。このために,印刷用紙,統計処理ソフトウエアを購入する。また,印刷費,データ分析補助のために謝金を用いる。 そして,「記録映像と気象基礎データを基にした火山と気象の教材「桜島と雲」の開発と理科授業での試行」を協力校を得て実施する予定である。試行に際しては,授業を行う教室によってはインターネット環境が不十分である可能性があるため,試行学年ごとに予めデータを抽出したミニデータベースを試作し,配布することを考えている。このために,設備備品として配布用画像焼付レコーダー,消耗品としてDVD-Rメディアを購入する。また,印刷費,配布メディア作成のために謝金を用いる。また,他県での利用可能性を探るために調査旅費を用いる。 これまでの研究成果については,平成25年度の日本科学教育学会大会,支部大会等で報告する予定である。このために国内旅費,印刷費を用いる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
平成24年度中に構築予定であった画像配信UNIXサーバについて,ライブラリ問題が解消していないため,実運用をwindows環境で行っている。全天画像を360度パノラマ画像に変換するライブラリ構築がUNIX環境において,進展していない。海外における火山教材,気象教材の調査実施が遅れている。鹿児島市内公立学校の児童・生徒を対象とした意識調査の実施が,行事日程などの都合から遅れている。これらに関しては,平成25年度に引き続き実施をする計画である。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度は,以下の具体的方針で進める予定である。 1)鹿児島市街地にある小中学校に通学する児童・生徒を対象とした,桜島と雲についての認識調査の実施と分析 2)画像保存展開用UNIXサーバの構築と実運用 3)記録映像と気象基礎データを基にした火山と気象の教材「桜島と雲」の開発と理科授業での試行
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次年度の研究費の使用計画 |
次年度研究費使用計画 平成24年度中に引き続き構築予定であった画像保存展開用UNIXサーバについては,外注を含めてこの問題解決を図り,画像保存展開用UNIXサーバの構築を行うため経費を用いる。平成24年度中に東南アジア地域での火山教材,気象教材の調査を実施出来なかったため,平成24年度からの繰越金を加えて,海外における火山教材調査を実施する予定である。 さらに「鹿児島市街地にある小中学校に通学する児童・生徒を対象とした,桜島と雲についての認識調査の実施と分析」に関して,平成24年度は本調査まで入ることが出来なかったので,児童 ・生徒の「気象・気候観」「火山活動」「桜島と雲」についての認識ついて基礎資料を得るために質問紙による意識調査を行う。この調査は被験者が 在籍する学校長の了解を受けた後,被験者の担当教師にも趣旨を説明し了解を得て行う。その際,個人情報の保護に十分に配慮した上で個々の情報の管理には十分の注意を行い,分析をすすめる。このために,印刷用紙,統計処理ソフトウエアを購入する。また,印刷費,データ分析補助のために謝金を用いる。 そして,「記録映像と気象基礎データを基にした火山と気象の教材「桜島と雲」の開発と理科授業での試行」を協力校を得て実施する予定である。試行に際しては,授業を行う教室によってはインターネット環境が不十分である可能性があるため,試行学年ごとに予めデータを抽出したミニデータベースを試作し,配布することを考えている。このために,設備備品として配布用画像焼付レコーダー,消耗品としてDVD-Rメディアを購入する。また,印刷費,配布メディア作成のために謝金を用いる。また,他県での利用可能性を探るために調査旅費を用いる。 これまでの研究成果については,平成25年度の日本科学教育学会大会,支部大会等で報告する予定である。このために国内旅費,印刷費を用いる。
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