次年度の研究費の使用計画 |
次年度使用額として232,054円を繰越すこととなった。当初の計画では,葵を使ったプログラミング教育のテキストを作成する予定であったが,葵を教育ツールとして利用するメリットが小さいことが明らかとなりテキスト作成を見送ったため,約150,000円が未使用となった。また,学会・研究会参加が近隣のみであったため,旅費支出で約50,000円が未使用となった。これと謝金の30,000円の未使用分との合計で約230,000円の繰越しが生じた。ただし,謝金については,年度末に研究協力者の短期雇用を行い,支払が次年度となったことで生じた残額であるため,支出が決まっている。次年度は授業実践とその効果の分析が中心となるため,当初の計画ではテキストが作成済となる予定であった。しかし計画の変更に伴い,テキストの内容にも変更が生じることになったため,次年度に新たな内容でテキストの作成を行う。従って繰越額のうち150,000円はテキスト作成費に充てるものとする。旅費の繰越分についても,次年度は関東や東北方面の学会に参加予定のため,次年度の旅費と合わせて使用する。研究計画に変更が生じたものの,その影響は物品等の変更ではなく,研究方法の修正やフリーソフトウェアの利用で対応できるため,研究費の変更は伴わない。よって次年度は交付予定額の900,000円(直接経費)を増減せずに研究を推進する。
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