教員養成課程において、学生が動物飼育技術を身につけるための教材開発を行い、教材の開発とカリキュラムの構築検討を行った。家畜動物の飼育活動の教育応用には様々な学習効果があること、学生の自発的な活動の意欲を引き出す力があることがわかった。大学の単独授業科目において継続的な飼育活動を実施することは困難であり、特定の専攻または本研究で実施してきたようにサークル活動の一環として飼育の基本的作業を継続することが望ましい。これらの基本的な飼育活動は、生命の深い理解にむすびつき、実りが多い。一方、短時間で飼育動物を授業に活用するプログラムは生命理解の具体的なきっかけを作る働きを持つにとどまった。。
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