• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

日本文化に適した科学技術リテラシー教育と社会受容研究―戦後の理科教育改革分析から

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23501058
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関東京工業大学

研究代表者

野原 佳代子  東京工業大学, 留学生センター, 教授 (90327312)

研究分担者 中山 実  東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (40221460)
仲矢 史雄  大阪教育大学, 科学教育センター, 特任准教授 (90701011)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード理科教科書 / 戦後占領下 / 科学リテラシー / 科学読み物 / 『小学生の科学』 / 問題解決型 / 翻訳 / 批判的思考力
研究成果の概要

第二次世界大戦後、GHQ主導で編纂された教材『小学生の科学』『基礎科学教育叢書』等の分析と関連調査を通じ、占領政策の一環として科学リテラシーを育む戦後理科教育の試みがどのように形作られたのかを多面的に研究した。
これらはアメリカ発の自由主義的な生活単元型・問題解決型の教材でありながら、科学的現象や法則を日本的にナラティブ化した「日本語の科学読み物」の特異な文体と形式(言語・挿絵)を持つ。児童に科学を主体的に読み取らせようとする文体は、科学知識の供給のみでなく、批判的思考力を含むジェネリックスキル育成に効果があろうことが示唆された。日本文化に即した科学リテラシー教育の一形態として位置づけられよう。

自由記述の分野

科学リテラシー 理科教育 翻訳学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi