研究課題/領域番号 |
23501059
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
吉川 厚 東京工業大学, 情報生命博士教育院, 特任准教授 (50444120)
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研究分担者 |
折田 明子 関東学院大学, 人間環境学部, 講師 (20338239)
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キーワード | 評価研究 / 教育評価 / ケースメソッド / ビジネスゲーム / 国際研究者交流(ギリシャ) |
研究概要 |
昨年度は学習効果の評価のために3つの手法による分析を実施したが、その際にマンガケース教材に要素を埋め込むことの難しさや、社会的バイアスがかかる可能性が問題点として浮かび上がった。 本年度は、引き続き評価方法について分析を進めつつも、マンガケース教材に隠れてしまった文化的な暗黙知や社会的バイアスの存在に関して、外国人研究者(ギリシャ・エーゲ海大学経済学部 アポストロス・ゴチアス博士)と教材作成から研修実施、評価方法に至るまでの検討と議論を行った。その結果、知識として共通に持っていることがあるにせよ、価値観や文化の違いからその解釈が大きく変わる可能性があることが見えてきた。それがノイズのこともあれば、重要な気付きを両者にもたらす可能性もある。このことから、何を経験学習の結果として評価すべきか、再度整理しなおすことができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
実験は順調に進んでおり、これまでの知見を論文としてまとめることに遅れがでている。また、国際会議にも応募しているが、発表の時期が年度を跨いでしまった。
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今後の研究の推進方策 |
現状の研究をいったんまとめる方向にすすめ、学会発表や国際会議、論文などにまとめる。その上で、発生する追加の研究を行う予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
評価研究は国際的な活動になり、今年度はその機会を逸してしまった。 実験などの研究そのものにはほぼ計画通りに進捗した。 国際会議などの国際的な活動のための翻訳と、参加費を主として考え、これをまとめる上での追加研究を従として予算を使用する予定である。
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