研究課題/領域番号 |
23501098
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
中村 美奈子 お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 准教授 (20345408)
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研究分担者 |
芝野 耕司 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (50216024)
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キーワード | 教育工学 / 学習支援システム / 身体運動教育 / 舞踊記譜法 / Labanotation / 舞踊教育 |
研究概要 |
本年度は人体型入力デバイス(QUMARION)を用いた3Dキャラクターへのモーション作成を行い、その舞踊教育教材への応用について考察を行った。また、立命館大学情報理工学部八村広三郎研究室との共同研究によるLabanEditor3を用いた舞踊教育教材の作成を行った。 資料収集に関しては、2012年11月にネパールにおいて開催された、ACE 2012(International Conference on Advances in Computer Entertainment Technology)において、コンピュータ技術のエンタテイメントへの応用について資料収集を行った。開発途上国におけるコンピュータ教材について考えるきっかけになり、小学校などの教育機関でのコンピュータを用いた教育実践などについても資料を収集することができ、有益であった。また、教育工学に関しても、2013年3月にニューオーリンズで開催されたSITE 2013(Society for Information Technology & Teacher Education)において、情報技術の教育への応用に関する資料収集を行った。また、シカゴの研究協力者との研究打ち合わせを行い、実験を予定している公立中学校の視察を行った。 研究発表に関しては、情報処理学会の「人文科学とコンピュータシンポジウム」において1件、舞踊学会大会において1件行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の予定とは異なる技術についての検討を行っているが、教材(コンテンツ)の制作についてはおおむね順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
2013年8月にトロントにおいて開催される、ICKL(International Council of Kinetography Laban/Labanotation、舞踊記譜法Labanotationに関する国際学会)国際会議において、学会発表を行う予定である。 前年度より継続して、人体型入力デバイス(QUMARION)を用いた3Dキャラクターへのモーション作成および、LabanEditor3のコンテンツ作成を行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
①収集した資料をもとに、教材の検討と,プログラミング構築プランに関する検討を行う。(担当:芝野,中村)(→消耗品) ②プログラミングの最終調整。中村が中心となり,研究協力者とともに行う。(→研究協力者謝金,アルバイト謝金) ③ ICKL国際会議における研究発表および資料収集。中村と芝野の両者が担当する。(→海外旅費) ④ 国内の学会において情報収集し,また,国内の研究者らと研究打ち合わせを行う。中村と芝野の両者が担当する。(→国内旅費)
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