研究課題/領域番号 |
23501135
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
土肥 充 千葉大学, 言語教育センター, 准教授 (00323428)
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研究分担者 |
山田 恒夫 放送大学, 教育支援センター, 教授 (70182540)
高橋 秀夫 千葉大学, 言語教育センター, 教授 (30226873)
竹蓋 順子 大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授 (00352740)
与那覇 信恵 文京学院大学, 外国語学部, 助教 (30522198)
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キーワード | CALL / 英語教育 / システム評価 |
研究概要 |
本研究は英語コミュニケーション能力の効率的な養成のためのCALLシステムについて、その導入の効果を分析し、CALLを含む英語教育総合システムについて、全国の教育機関で効果的に活用できる汎用性の高い具体的な教育モデルを構築し、我が国の英語教育の抜本的な改善に貢献することを目指した。 最終年度の平成25年度は、過去2年のまとめと発表を行い、さらにCALL以外の学習方法も含めた成果と問題点の継続的調査のための情報収集と、最新のOSへのソフトウェアの対応状況の調査を行った。 まず、これまでの研究成果について、指導理論とシステムの妥当性の観点から国際学会(WorldCALL)で発表した。他の予算での国内出張や訪問者との意見交換、図書購入、テスト結果分析等も含めて、国内外の英語教育とCALLの最新動向について幅広い情報交換と分析も行った。 また、本学が開発して他大学に提供している教材、ソフトウェア、サーバー配信システムについても、利用大学からのフィードバックを得て、さらなる分析を今後も継続する。 開発済のソフトウェアが年々進化するオペレーティング・システムに対応するかどうかも重要な検討課題であり、DVD-Video を制御する一部CALLシステムについては、平成23年度にWindows XP/Vista/7 への対応に成功したが、Windows 8 以降では稼働しないことが判明し、今後の課題として残った。大部分の教材に対応する(DVDを使用しない)CALLシステムについては、Windows XP/Vista/7/8/8.1 および Macintosh/Android/iOS で稼働し、他の予算で購入したハードウェアも含めて、タッチパネル式パソコン、タブレット、スマートフォンでもほぼ問題なく稼働することを確認したが、今後のシステム開発の効率化のためには、新たな方策が必要との提言をした。
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