研究課題/領域番号 |
23501136
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
森本 康彦 東京学芸大学, 情報処理センター, 准教授 (10387532)
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研究分担者 |
中村 勝一 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (60364395)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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キーワード | 教育工学 |
研究概要 |
本年度は,本研究のアプローチの確立を目的に,調査・検討およびモデル開発を行った。まず,現存の国内外の教員養成を行う大学のその養成方法や支援手法等を調査し,それらを統合的に精査することで本研究に適用するための検討を行った。特に,教育の質保証を掲げた大学についてのラーニングアウトカムズに対応するeポートフォリオの取り扱い方法や運用状況についての把握を行った。次に,先の調査をもとに,本研究が開発を目指すシステムの各サブシステムに搭載するアプローチの支援モデルの検討と開発を行った。モデル開発過程においては,ネット上に設置した会議室とEメールを組み合わせ,適宜全員でレビューを継続的に実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究では,(a)多次元時系列eポートフォリオ・データベース・システム, (b)コンピテンシ・マネジメント・知的支援システム,(c)教職ライフ統合SNS,(d)eラーニング&eアセスメント促進知的支援システム,(e)教育実習知的支援eポートフォリオ・システム,(f)正課外活動知的支援eポートフォリオ・システム,をサブシステムとする統合システムを開発するが,その各サブシステムの支援モデルについての検討および開発を終えることができた。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画に則り,システム開発へと進めて行く予定である。しかし,それぞれのサブシステムのニーズも高いため,各サブシステムを独立で開発することも検討中である。仮に,独立に開発することになっても本研究の遂行に支障を来すことはない。
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次年度の研究費の使用計画 |
次年度研究費に対しては,予定通りに使用していく。
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