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2012 年度 実施状況報告書

教員養成系大学における教師の質向上・保証のための知的eポートフォリオ・システム

研究課題

研究課題/領域番号 23501136
研究機関東京学芸大学

研究代表者

森本 康彦  東京学芸大学, 情報処理センター, 准教授 (10387532)

研究分担者 中村 勝一  福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (60364395)
キーワード教育工学
研究概要

本年度は、(a)多次元時系列eポートフォリオ・データベース・システム, (b)コンピテンシ・マネジメント・知的支援システム,(c)教職ライフ統合SNS,(d)eラーニング&eアセスメント促進知的支援システム,(e)教育実習知的支援eポートフォリオ・システム,(f)正課外活動知的支援eポートフォリオ・システム,に対応する各サブシステムの設計および、必要に応じてコーディングを行った。また、コーディングした箇所に対しては、単体試験を実施し、既存システムを流用した部分は、組み合わせ試験を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

今年度、(a)から(e)に相当するシステムの設計および開発について行った。これら一つ一つのサブシステムは、新規に設計・開発したもの、既存システムを流用および改良して開発したものがあり、それぞれが単体でシステムとして動作する。
しかし、これらサブシステムをいかに統合していくかの方針が、まだ確定していないのが現状である。

今後の研究の推進方策

来年度の大きな課題は、各サブシステムをいかに統合していくかの問題を解決することである。しかしながら、現場での利用を考えると必ずしも統合しなければならないというものではないということが分かってきた。そこで、実行可能性と現場利用での有効性等を吟味し、来年度の研究成果につなげていく必要がある。
各システムの設計および開発は、それぞれ単体システムとしても十分に有意味なものであると考えられる。よって、単体システムとしての有効性を評価し、学会等で発表していきたいと考えている。
また、本研究成果は、本学の基盤システム内にもアイディアや技術が反映されている。よって、この点についても外部に積極的にアピールしていきたいと考えている。

次年度の研究費の使用計画

次年度研究費に対しては、予定通りに使用していく。

  • 研究成果

    (15件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 学習者の心情を考慮したeポートフォリオ評価分析手法の開発2012

    • 著者名/発表者名
      島崎俊介,森本康彦,宮寺庸造
    • 雑誌名

      日本教育工学会研究報告集

      巻: JSET12-5 ページ: 71-76

  • [雑誌論文] 初歩の自己調整者の成長を促す自己調整学習支援システムの開発2012

    • 著者名/発表者名
      張セイ,森本康彦,宮寺庸造
    • 雑誌名

      日本教育工学会論文誌

      巻: Vol.36, Suppl. ページ: 177-180

    • 査読あり
  • [雑誌論文] シリーズ 大学と社会を結ぶeポートフォリオ(第31回) eポートフォリオの活用と普及のための要件①2012

    • 著者名/発表者名
      森本康彦
    • 雑誌名

      文部科学教育通信

      巻: No.304 ページ: 24-26

  • [雑誌論文] シリーズ 大学と社会を結ぶeポートフォリオ(第32回) eポートフォリオの活用と普及のための要件②2012

    • 著者名/発表者名
      森本康彦
    • 雑誌名

      文部科学省通信

      巻: No.305 ページ: 26-27

  • [雑誌論文] シリーズ 大学と社会を結ぶeポートフォリオ(第33回) eポートフォリオの活用と普及のための要件③2012

    • 著者名/発表者名
      森本康彦
    • 雑誌名

      文部科学省通信

      巻: No.306 ページ: 26-27

  • [雑誌論文] プログラミング学習履歴分析のための系列パターンマイニング手法の開発2012

    • 著者名/発表者名
      野崎要,森本康彦,中村勝一,宮寺庸造
    • 雑誌名

      電子情報通信学会技術研究報告

      巻: Vol.112, No.300 ページ: 49-50

  • [雑誌論文] Proposal for Method of Formal Description of Teaching E-portfolios for Lesson Studies2012

    • 著者名/発表者名
      Yusuke Hatanaka, Yasuhiko Morimoto, Shoichi Nakamura, Youzou Miyadera
    • 雑誌名

      Proc. World Conference on E-Learning in Corporate, Government, Healthcare, and Higher Education (E-Learn2012)

      巻: E-Learn2012 ページ: 1464-1472

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ラーニング・アウトカムに基づく教育の質保証のためのアカウンタビリティ向上を可能にするフレームワークと形式手法2012

    • 著者名/発表者名
      麻生真弓,森本康彦,宮寺庸造
    • 雑誌名

      日本教育工学会研究報告集

      巻: JSET12-1 ページ: 43-48

  • [学会発表] 大学におけるeポートフォリオ利用の現状と将来の課題2012

    • 著者名/発表者名
      森本康彦
    • 学会等名
      e-Learning 活用研究会
    • 発表場所
      大阪経済大学(大阪府)
    • 年月日
      20121204-20121204
    • 招待講演
  • [学会発表] 日本教育工学会におけるe ポートフォリオ研究の変遷と動向2012

    • 著者名/発表者名
      森本康彦
    • 学会等名
      日本教育工学会第28回全国大会
    • 発表場所
      長崎大学(長崎県)
    • 年月日
      20120915-20120917
  • [学会発表] 学習記録が埋め込まれた電子教科書のための形式的記述手法の提案2012

    • 著者名/発表者名
      長谷川雄紀,森本康彦,宮寺庸造
    • 学会等名
      日本教育工学会第28回全国大会
    • 発表場所
      長崎大学(長崎県)
    • 年月日
      20120915-20120917
  • [学会発表] Maharaにおけるテンプレート配信機能の開発と評価2012

    • 著者名/発表者名
      喜久川功,森本康彦
    • 学会等名
      Mahara Open Forum 2012
    • 発表場所
      熊本大学(熊本県)
    • 年月日
      20120908-20120909
  • [学会発表] MaharaとiPadを活用したグループによるページ作成を通した協同学習2012

    • 著者名/発表者名
      平田英一郎,森本康彦,春日井優,宮寺庸造
    • 学会等名
      Mahara Open Forum 2012
    • 発表場所
      熊本大学(熊本県)
    • 年月日
      20120908-20120909
  • [学会発表] e ポートフォリオシステムMahara におけるテンプレート配信機能の実装と活用2012

    • 著者名/発表者名
      喜久川功,森本康彦
    • 学会等名
      教育システム情報学会第37回全国大会
    • 発表場所
      千葉工業大学(千葉県)
    • 年月日
      20120822-20120824
  • [図書] 永岡敬三,植野真臣, 山内祐平(編著)(第3章第3節「eポートフォリオ」分担執筆)2012

    • 著者名/発表者名
      教育工学選書8:教育工学における学習評価
    • 総ページ数
      224
    • 出版者
      ミネルヴァ書房

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公開日: 2014-07-24  

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