研究課題
本年度は、(a)多次元時系列eポートフォリオ・データベース・システム, (b)コンピテンシ・マネジメント・知的支援システム,(c)教職ライフ統合SNS,(d)eラーニング&eアセスメント促進知的支援システム,(e)教育実習知的支援eポートフォリオ・システム,(f)正課外活動知的支援eポートフォリオ・システム,に対応する各サブシステムの設計および、必要に応じてコーディングを行った。また、コーディングした箇所に対しては、単体試験を実施し、既存システムを流用した部分は、組み合わせ試験を行った。
2: おおむね順調に進展している
今年度、(a)から(e)に相当するシステムの設計および開発について行った。これら一つ一つのサブシステムは、新規に設計・開発したもの、既存システムを流用および改良して開発したものがあり、それぞれが単体でシステムとして動作する。しかし、これらサブシステムをいかに統合していくかの方針が、まだ確定していないのが現状である。
来年度の大きな課題は、各サブシステムをいかに統合していくかの問題を解決することである。しかしながら、現場での利用を考えると必ずしも統合しなければならないというものではないということが分かってきた。そこで、実行可能性と現場利用での有効性等を吟味し、来年度の研究成果につなげていく必要がある。各システムの設計および開発は、それぞれ単体システムとしても十分に有意味なものであると考えられる。よって、単体システムとしての有効性を評価し、学会等で発表していきたいと考えている。また、本研究成果は、本学の基盤システム内にもアイディアや技術が反映されている。よって、この点についても外部に積極的にアピールしていきたいと考えている。
次年度研究費に対しては、予定通りに使用していく。
すべて 2012
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)
日本教育工学会研究報告集
巻: JSET12-5 ページ: 71-76
日本教育工学会論文誌
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文部科学教育通信
巻: No.304 ページ: 24-26
文部科学省通信
巻: No.305 ページ: 26-27
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電子情報通信学会技術研究報告
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Proc. World Conference on E-Learning in Corporate, Government, Healthcare, and Higher Education (E-Learn2012)
巻: E-Learn2012 ページ: 1464-1472
巻: JSET12-1 ページ: 43-48