• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

教職キャリア発達の観点から見た現代の教員に必要な資質能力に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23501147
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

古川 雅文  兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (80153518)

研究分担者 長瀬 久明  兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (10127269)
長澤 憲保  兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (60228004)
寺尾 裕子  兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (10210957)
鈴木 正敏  兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (90273820)
別惣 淳二  兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (90304146)
小柳 和喜雄  奈良教育大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00225591)
キーワード教職キャリア / 教師の資質能力 / キャリア発達 / グラウンデッドセオリー / 質問紙調査
研究概要

本研究全体の目的は,次の3つであった。①現代教員の資質・能力に関して,教員養成から若手教員,さらには中堅教員としての教職キャリアに沿って必要とされるコンピテンシーの発達的変化を捉える。②海外における教職キャリアに沿った資質能力への対応と,
わが国の対応とを比較することにより,上記の目的をより明確にする。③以上の結果から,若手教員,中堅教員に求められるコンピテンシーを含む教職スタンダードの試案を作成する。
①について,まず,幅広い年代の教師を対象として,面接調査を行い,その内容を修正グラウンデッドセオリーを用いて質的に分析した。次に,その結果を踏まえ,現代の教員として必要な資質能力について,初任のときの力量と現在の成長の程度の自己評価,および現代の教員にとって重要と思われる資質能力の選択を求める質問紙調査を行った。約3,000名に郵送法による調査を行い,約1,200件の回答を得た。これらの結果から,重視する資質能力の経験年数に伴う変化,及び初任時からの資質能力の伸びに対する教師の実感が捉えられた。
また,②について,米国ウィスコンシン州,およびドイツの大学で,教員養成と研修のシステム等について,聞き取り調査を行った。さらに,韓国大邱教育大学校から教師教育を専門とする教授を招聘して研究交流会を開催し,韓国における教員養成と研修内容等に
ついての現状を聞くとともに,上記の海外調査の結果及びこれまでの研究結果と併せて,討論・考察を行った。
③について,米国やオーストラリアにおける,教員のキャリア発達段階に考慮したスタンダードの開発の必要性について提言した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 教職キャリア発達の観点から見た現代の教員に必要な 資質能力に関する研究(3)2014

    • 著者名/発表者名
      古川雅文・長瀬久明・長澤憲保・寺尾裕子・鈴木正敏・別惣淳二・他8名
    • 学会等名
      兵庫教育大学学校教育研究センタープロジェクト研究発表会
    • 発表場所
      兵庫教育大学
    • 年月日
      20140228-20140228

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi