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2012 年度 実施状況報告書

ロービジョン適応型e-ラーニングシステムの構築に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 23501155
研究機関愛媛大学

研究代表者

川原 稔  愛媛大学, 総合情報メディアセンター, 教授 (50224829)

キーワードロービジョン / 視覚特性 / 情報デバイス / ユーザビリティ
研究概要

昨年度に続き,視覚特性の正確な把握を行うための手法開発および実験を行った。その結果,一般的な情報デバイスを用いて医療機器を用いて行われる視覚特性の計測が可能であることを確信するに足りる研究成果が出たため,特許出願申請の準備を進めている。この成果は,視覚障がいをもつロービジョン者のeラーニングのユーザビリティを向上させる学習管理システムの機能に応用できるだけでなく,潜在的あるいは非認識的な障がいを抱える人々にもその早期発見を可能とするものであり,病気や老化による視覚障がいへの早期対処を可能とするものである。
さらに,本成果の一部は,ロービジョン学会に認められ学会誌に掲載された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

本年度の目標も,ロービジョンの視覚特性を正確に把握することとし,計測手法の研究開発に重点を置いていた。研究成果として,一般に流通している情報デバイスを用いて,視覚特性を自動計測できる手法の研究開発を行った。さらに,ロービジョン学会においても,途中段階の成果発表に対して評価され,学会誌に掲載された。

今後の研究の推進方策

これまでの成果を踏まえて,検証実験および手法の改良を行うと共に,eラーニングシステムに組み込める形でのサーバ構築を行う予定である。

次年度の研究費の使用計画

多くの被験者からデータを収集するための謝金・旅費,および,実験システムを構築するための開発費に研究費を使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 視覚特性評価に基づいた電子黒板への教材提示法2012

    • 著者名/発表者名
      高橋信行・川原稔・佐々木隆志・苅田知則
    • 雑誌名

      日本ロービジョン学会誌

      巻: 12 ページ: 42-54

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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