理工系の学習における原理や法則の理解は、それぞれの基礎概念の非言語的な理解に依存するものであり、小テストや調査レポートでは十分な教育効果を上げ得るとはいえない。現代の産業界における技術のレベルの維持の重要性は論を待たないが、そのための個々の技術者の新しい知識獲得に関するツール群としては、これらの従来の伝統的な基盤をICT環境に乗せ換えたシステムしか実用化されていないのが現状である。本研究は、これを実現するためにハイブリッド型の学習方法を提案し、学習者に教材としてコンテンツを提供すると同時に学習者自身が深い理解のために自らコンテンツを開発する環境を構築した。
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