研究課題/領域番号 |
23501198
|
研究機関 | 公益財団法人学習ソフトウェア情報研究センター |
研究代表者 |
澤井 進 公益財団法人学習ソフトウェア情報研究センター, その他部局等, その他 (60462933)
|
研究分担者 |
松本 慎二 サイバー大学, 国際文化学部, 教授 (50454195)
朝田 健治 サイバー大学, 総合情報学部, 教授 (00465460)
西坂 朗子 サイバー大学, 国際文化学部, 助教 (30454193)
|
キーワード | アウェアネス / オントロジー / e-Learning支援システム / 気づき / NICER / デジタルアーカイブ |
研究概要 |
研究では、これまでの研究成果である独創的な知識表現形式を発展させ、プロの暗黙知を伝授する技能伝承アーカイブの作成・表示を支援する目的で、次のような2ヵ年計画でアウェアネス(気づき)機能付e-Learning支援システム構築を研究開発した。本研究3年目は研究成果のまとめを行った。平成23年度の研究は、視聴者に関する「知識の獲得」法を調査研究した。本研究では、アウェアネス(気づき)の知識を利用する統合システム作りを行った。平成23年度当初「パソコンを見ている主視聴者の目の瞳がどのように動いたかをパソコンが気づき、主視聴者の瞳の動きに配慮しながら、主視聴者の動きに適合する映像を計算し表示する」というアウェアネスが重要と考えた。が、平成23年度の研究成果に基づき、知識の利用の対象である「教育の情報化」分野では、主視聴者の教材の「利用頻度」がアウェアネスとして重要だと判明した。そこで主視聴者の教材の「利用頻度」というアウェアネス機能付e-Learning支援システムの研究と機能検証を行った。本研究対象は,現在学校教育や生涯学習で活用できる教材(現在9万2,301件)や学習指導案(現在4,445件)等があり、本教材等から、授業に役立つ教材探しをする際の苦労を軽減する知識利用研究となった。 本研究で改良したe-Learning支援システム「GENES」の利用頻度結果を見ると、 ① 学校の先生方は、他の学校の先生方が作成した教材と学習指導案を良く使用している ②授業に役立つ教材探しや,必要な教材や学習指導案探す苦労がある という実態が判明した。 本研究では、知識格納手段として、旧NICER(旧教育情報ナショナルセンター)の知識資産を活かすため、LOM(Learning Object Metadata)に準拠して作成した。
|