研究課題
基盤研究(C)
遺跡から出土した焼骨の鑑定能力の向上のため、ヒトの骨が被熱した際の収縮率を測定し基礎的なデータを作成した。最高1250°で約30分間焼成された晒し骨状態の鎖骨の中央部矢状径における収縮率は7.1-16.9%であった。同じ条件で軟部組織を完全に除去していない大腿骨中央矢状径12.7%であった。当研究成果は、先行研究の15%~30%より低い値が出たが、今後焼骨の性別推定の際に貴重なデータの一つになると思われる。
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Journal of Archaeological Science
巻: 46 ページ: 270-280
10.1016/j.jas.2014.03.025
考古学ジャーナル
巻: 645 ページ: 25-29