研究概要 |
平成24年度に開発した通常展『新和書のさまざま』の Wi-Fi 経由で利用するモバイルガイドシステムを ipad その他のタブレット、ならびに様々な種類のスマートホンでの利用・評価を重ねた。 またこの通常展において、関連資料の展示として、高解像度モニタ(2560x1600 pix)3 台を横に接続した形態で巻子の表示を始めて行った。昨年度までに開発・使用してきた横巻紙方式のソフトウェアをそのまま利用できることを確認した。また、再現性が高くさらに臨場感のある展示であるとの評価も得た。 これまでの研究成果の集大成として、The International Conference on Culture and Computing 2013 のポスターセッションで、"Common Software for Digital Exhibition of Japanese Cultural Heritage in Literature" のタイトルで発表し、代表的なデジタル展示のデモンストレーションを行った。その他、Digital Humanities conference 2013, Joint Conference on Digital Libraries(JCDL) 2013, International Conference on Asian Digital Libraries(ICADL) 2013に参加し、デジタル展示技術・古典籍のデジタイジング技術について研究交流を行った。昨年度終了した国立歴史民俗博物館の共同研究の終了後報告論文を作成した。
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