研究成果の概要 |
神奈川県では、博物館において専門家と市民が協力し、『神奈川県植物誌1988』および『神奈川県植物誌2001』が作成された。2017年度末の植物誌改訂を目標に、この活動を継続しつつ、調査員のレベルアップと執筆者の育成を図っている。この活動を通して、博物館における市民が参加しての長期継続型調査研究の博物館学的な事例研究を行った。2011年以後の植物相調査では約78,000点の標本が収集され、以前のデータをあわせるとデータ総数は490,000点に達した。このデータを用い、『神奈川県植物分布図集2016』を作成した。
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