研究課題
基盤研究(C)
腫瘍内低酸素領域の癌細胞は治療抵抗性となり、その機序の解明が待たれる。以前、大腸癌細胞株を用いて、低酸素領域では癌細胞ががん遺伝子c-Mycの蛋白量を低下させ代謝を止め冬眠状態になり、細胞死を回避することを報告した。本研究では、ヒトの実際の腫瘍を3次元培養し、低酸素で同じようにc-Mycの蛋白量が低下することを明らかにした。また、c-Mycが低下する機序に小胞体ストレスが関与する可能性も見出した。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Journal of Urology
巻: Vol 190 ページ: 302-310