研究課題/領域番号 |
23501293
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍診断学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
横尾 英樹 北海道大学, 大学病院, 助教 (70399947)
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研究分担者 |
神山 俊哉 北海道大学, 大学院医学研究科, 准教授 (80322816)
中西 一彰 北海道大学, 大学院医学研究科, 非常勤講師 (80374338)
柿坂 達彦 北海道大学, 北海道大学病院, 医員 (40583092)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 肝細胞癌 / バイオマーカー / E-FABP |
研究概要 |
肝細胞癌切除検体に対し免疫組織化学染色を施行、FABP5高発現をしている肝癌細胞株に対しRNAi法を用い増殖能、浸潤能の差を検討した。予後、再発の検討では5年でOSがFABP5-群で89.9%、FABP5+群で59.5%と2群間で有意差を認め(p<0.0001)、肝癌細胞株においては、RNAi群がcontrol群と比較して増殖能、浸潤能の低下を認めた(p<0.05)。肝細胞癌におけるFABP5の発現は予後、再発、腫瘍の悪性度に非常に強い相関性を示しており、肝細胞癌の新たなバイオマーカー、新しい治療のターゲット分子として強く期待される。
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