研究課題
基盤研究(C)
早期に起こった遺伝子異常を検出することで、腫瘍の発生増悪のメカニズムの解明及び患者の予後を予測することを目的とした。小型肺腺癌の上皮内癌と浸潤癌に対してArray-CGH解析を行って、浸潤癌で明らかに増幅のみられる遺伝子を同定した。これら増幅のみられる遺伝子は3q 領域に多く、特に3q26領域に多く含まれていた。3q26領域で同定できた遺伝子に対して、多数例で免疫染色やQuantitative Real-Time genomic PCRで検証を行い、Validationのため、他施設の早期肺腺癌での検証も行った。ECT2遺伝子の異常が肺腺癌の予後に関与する増悪因子であることを明らかにした。
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Cancer Sci
巻: 105(4) ページ: 490-497
10.1111/cas.12363
巻: 105(4) ページ: April cover
10.1111/cas.12384
http://www.md.tsukuba.ac.jp/diagpatho/