研究課題
基盤研究(C)
非小細胞肺癌の癌性胸水(MPE)および血液検体を用いて、分子標的治療における経時的な生体および腫瘍細胞の変化を解析し、同時に血液および胸水の薬物動態を評価した。18F-FDG-PETを用いたイメージングによっても薬力学的検討を行い、殺細胞性抗癌剤との比較を行った。MPEは分子標的治療開始早期からの薬物動態・薬力学的評価系として優れる。MPEは分子標的治療薬の薬力学評価系として優れること、PETを用いた薬力学評価は殺細胞性抗癌剤よりも分子標的治療薬により適していることを明らかにした。
臨床腫瘍学、臨床試験、分子生物学、呼吸器内科学