研究課題/領域番号 |
23501323
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
がん疫学・予防
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
仲谷 和記 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60295699)
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研究分担者 |
魏 民 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (70336783)
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連携研究者 |
太田 成男 日本医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (00125832)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 酸化ストレス / がん / 組織・細胞 / 動物 |
研究概要 |
人体に有害な活性酸素種であるヒドロキシラジカル(・OH)類は、発がんの原因の一つとして注目されてきた。本研究では、・OH類の選択的除去物質である水素分子による発がん予防効果を明らかにすることを目的とする。ヒトウイルソン病のモデル動物であるLECラットは肝臓に蓄積した銅から生じる・OH類により、生後6ヶ月齢までに急性肝炎を発症し、生存した個体では生後1年半までに肝臓がんを発症する。予備的実験群での検討ではあるが、71週齢で死亡した対照群のLECラットにおいては肝臓に著名な腫瘍形成が認められたのに対して、71週齢で犠牲死させた水素分子投与LECラットでは肝臓における腫瘍形成が著しく抑えられていた。
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