研究課題
基盤研究(C)
大腸がん幹細胞は腫瘍の源であり、治療・予防の標的である。本研究は大腸がん幹細胞の機能を調節する核内受容体に着目し、大腸がん幹細胞に特異的に発現するマーカー分子の創出と、植物性食品に含まれる「がん予防成分」をスクリーニングし、複合効果による大腸がん化学予防法を探索した。CD44、EpCAM、プロテアソームを分子マーカーとするハイスループットスクリーニング分析は、大腸がん幹細胞検出に有用であった。フコキサンチンと活性型ビタミンD3の複合効果は、大腸がん幹細胞の増殖を調節し、大腸がん化学予防には特に有望で、核内受容体PPARγ、VDRに着目した食品の組合せは、重要ながん化学予防法となる可能性がある。
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