研究概要 |
本年度は、研究計画全体の初年度にあたるため、研究課題(PVシステムおよび消費者政策)に関連する文献レビューを中心に行った。また、太陽光発電システムの普及が進んでいるドイツにおいて販売業者やNPOに対する現地ヒアリング調査を行った。また、社会定着という観点から、PVシステムの持続性評価の枠組みに関する検討も行った。研究成果の一部として、住宅用PVシステムの導入に影響をもたらす要因についてまとめた結果を連名で発表した(環境情報科学センター 第25回環境研究発表会, 環境情報科学論文集, Dec. 2011)。また、住宅用PVシステムの消費者が実際にどのようにPVシステムを理解しているのか、また、その故障がどのような影響をもたらすのか検討した成果を、国際学術誌に連名で投稿した(Energy Policy, Vol. 39, No. 9, pp. 5440-5448, Sep. 2011)また、システムの社会定着のために必要となるき維持管理サービスのあり方を検討した国際学会においても研究成果を連名で発表した(26th European Photovoltaic Solar Energy Conference and Exhibition, Sep. 2011)。
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