研究課題
本課題の研究目的は、「グアニン連続配列を酸化することで、オキサゾロン(Oz)連続クラスター損傷を作成する。このOz連続クラスター損傷を用いて、DNAポリメラーゼによる塩基取り込み解析と伸長効率の解析などを行う。」ことである。一昨年度は、その前の年度で検討した方法を変更し、グアニンを含む6merと13mer、11merと相補鎖30merを混合した状態でライゲーションを行い、目的の30merを合成することに成功した。昨年度は、目的の実験を行うため、量を増やすことを検討した。しかしながら不幸なことに、原料を合成するためのDNA合成機が故障し、研究を遂行することができなかった。3月末にようやく修理され、本年度に延長申請することで、引き続き研究を遂行し、本年度、研究に必要なオリゴマー量を確保することに成功した。その上で、DNAポリメラーゼαやβ、クレノーフラグメントで解析を行い、さらに乗り越え修復と関連するDNAポリメラーゼζ、η、REV1で解析を行った。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件、 謝辞記載あり 7件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
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