研究課題
基盤研究(C)
中規模都市である宮崎市の二つの河川,清武川と八重川の調査対象として,流域毎における緑膿菌の分布と各種抗生物質に対する耐性株の出現率について調査した。緑膿菌による感染症の治療薬として重要なペニシリン系のピペラシリン,セフェム系のセフォタキシム,カルバペネム系のイミペネムに対して,0.2-2%の低い耐性率ではあったものの,都市を経由する河川水中に存在することが確認された。日本のように,社会基盤が国内全土で整備され,集落においても都市と同様の生活スタイル,医療などのサービスを享受できる国土においては,見かけ上は清浄に見える河川においても薬剤耐性菌が分布していることが示唆された。
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