研究課題
平成23と24年度に得られた結果を基にして、定期的な研究打合せにより下記の検討を行った。1、前の2年度の検討で得られた施策の下で最適な施策の決定方法について、最適配置と最適切替の検討で得られる最適法則の結果を考慮し考察を行った。(1) 最適配置法則の検討においては 最初に、目標加工時間が一定な場合について、特殊な作業者が2名の時、特に加工スピードが速い特殊作業者が2人居る場合の範囲を収束させるための数値考察から、具体的な配置案を提案した。次に、目標加工時間が可変な場合について、目標加工時間が可変な場合の定式化を行い、特殊な作業者が1名と2名の時の最適配置法則を提案し、3名の場合の数値実験の結果を用いて最適配置法則の検討と最適な目標加工時間の検討を行った。特に、費用や作業者の作業時間分布による一定の条件を満たすとき、目標作業時間が一定と可変の両方の場合に対して、作業者の最適配置の規則性について考察した。(2)最適切換法則の検討においては、複数作業工程の多期間制約サイクルモデルにおいて、数理的な分析を行い、数値考察例により,加工時間状態と納期制約の規則について詳細な検討を行った。2、多期間制約システムに対して、特に、パラメータ数が多くなった場合には、システムの最適構成算出方法の導出の考えを利用し最適施策決定方法を提案した。
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Asian Journal of Management Science and Applications
巻: Vol. 1, No. 1 ページ: 96-120
日本経営工学会論文誌
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Innovation and Supply Chain Management
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