本研究により、地域の重点(安全)課題を明らかにするための診断方法及び対策による変化(成果)の測定・評価のモデルが構築できた。 安全診断は、2段階から構成される。まず、地域の重点課題(領域)を設定である。地域のあらゆる安全について検証し、重点課題(領域)を整理するためのマトリックスを設定した。続いて、設定された重点課題について具体的な対策を導くための4ステップを設定した。取組みによる効果の測定・評価については、「活動」「短期」「中期」「長期」と取組みを進めるにしたがって住民レベルで行える評価指標の枠組みを設定した。 この地域診断・評価測定のモデルについては、すでに国内の15自治体で導入されている。
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