研究課題
基盤研究(C)
アルミニウム水素化物AlH3は、高い密度で水素を含有するため、水素貯蔵材として最適である。Spring8の実験グループが高温高圧下の直接反応でAlH3の合成に成功したが、アルミニウムの表面近傍で水素化が止まってしまう問題が指摘されている。そこで、水素化を内部まで進行させるための工夫をした。Alを陽極酸化による厚い酸化物でコーティングし、AlとHの結合特性を変化させ、拡散を増大させることを提案した。理論的予測のみならず実験とコラボし、検証を行った。その結果、より内部まで水素化された。これまで邪魔者とされてきた酸化物を積極的に利用する指針を提案した。
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Journal of Traffic and Logistics Engineering
巻: Vol, 1, No. 1 ページ: 92-96
http://data.nistep.go.jp/dspace/handle/11035/1197