研究課題
基盤研究(C)
頻繁に干ばつ(渇水)が発生する北部九州に位置する九州大学では,1947年からドライアイスやヨウ化銀を用いた人工降雨実験を行っているが,これらの方法は効率が悪いことが知られている.そこで,1999年2月に新しい液体炭酸人工降雨法の実験が,福田矩彦ユタ大学名誉教授との共同で,北部九州玄界灘の冬季積雲に実施され,世界で初めて成功した.今回,数回の実験から,冬季積雲への液体炭酸撒布による地上への降水効果はかなり鮮明になった.そのうえ,冬季層雲への実験による地上への降水効果も鮮明になった(2013年12月26日).これらのことから,今後の液体炭酸人工降雨法の実用化の可能性がかなり高まったと考えられる.
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (6件) 学会発表 (22件) 図書 (7件)
農業および園芸
巻: 89(1) ページ: 9-22
J. Developments in Sustainable Agriculture (Agricultural and Forestry Research Center, University of Tsukuba)
巻: 8(1) ページ: 13-24
J. Agric. Meterol. (J-stage)
巻: 69(3) ページ: 147-157
九州の農業気象
巻: II,21 ページ: 30-31
Journal of Applied Meteorology and Climato-logy
巻: 50 ページ: 1417-1431
巻: II,20 ページ: 26-27