研究課題
基盤研究(C)
本研究では、マメ科のモデル植物であるミヤコグサの根粒菌の共生アイランドについて、広域宿主性菌株のアイランドの配列を新たに決定して、共生に必須なアイランド上遺伝子の最小セットを抽出した。抽出した遺伝子セットのみを残すような欠失により最小共生アイランドを実体化するために、誘導可能で強度の異なるプロモーター・セット、根粒菌用としては新規な薬剤耐性マーカーと温度感受性広域宿主ベクターを作製し、共生アイランドを60kbpに渡り欠失した変異株を得た。また、実験系統・野生系統の次世代シーケンサー解析により、上記の最小セットの予測を確認するとともに、共生アイランドの保存性が主染色体よりも高いことを確認した
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Plant and Cell Physiology
巻: 54(4) ページ: 585-594
Microbes and Environments
巻: 28(2) ページ: 275-278
10.1264/jsme2.ME12201