研究課題
基盤研究(C)
核へ転移した植物ミトコンドリア遺伝子の知見を得るためにデータベース検索を行った。ハクサイでは、シロイヌナズナと比べて遺伝子重複が生じていた。ダイコンでは、ハクサイと同祖なゲノム領域が分散していることを確認した。解析過程で、遺伝子上流側がリボソームタンパク質遺伝子、下流側がアミノ酸生合成酵素と相同な遺伝子を同定した。ゲノムには類似配列が5コピー存在した(うち3つは偽遺伝子)。本遺伝子は、2つの遺伝子がイントロンで組換わって生じたと推測された。GFPの解析から、遺伝子産物のミトコンドリア及び葉緑体への局在が示唆された。この他、リボソームタンパク質遺伝子が糖代謝酵素遺伝子と融合している例を見出した。
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