研究概要 |
ラリアチンA とBは放線菌 Rhodococcus jostii K01-B0171 株が生産する抗Mycobacterium活性を示すペプチド化合物で、ユニークな投げ縄構造を有している我々はこれまでに、ラリアチン生合成遺伝子をクローニングした。今回、ラリアチンのアミノ酸変異体の生産システムを確立し、ラリアチン生産能と構造活性相関を検討した。その結果、環状部分のG1, R7, E8と尾部のW9, V10, G11がラリアチン生産に重要であること、6番目および9番目の芳香族アミノ酸と7番目と17番目の塩基性アミノ酸と10V, 14Nはラリアチンの抗菌活性に重要であることが示唆された。
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