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2014 年度 研究成果報告書

哺乳類精子の真空乾燥及び室温保存法の開発:究極の長期室温保存法を目指して

研究課題

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研究課題/領域番号 23510299
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 資源保全学
研究機関順天堂大学

研究代表者

多田 昇弘  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50338315)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードマウス / 精子 / 真空乾燥 / 室温保存 / 長期保存 / トレハロース / 顕微授精 / 受精
研究成果の概要

マウス精子を室温保存できれば、凍結保存に比べ、保存スペースが少なくて済み、液体窒素を補充する必要もなく、輸送も容易である。本研究では、マウス精子の室温保存技術を確立するために、トレハロース及び緑茶ポリフェノールを含む保存液を用いて真空乾燥させたマウス精子を室温保存し、復水後の受精率及び発生率を確認した。また、一部の保存精子ついて、1年以上の室温保存を行い、産仔の作出も試みた。その結果、トレハロースの室温保存における有効性が明らかになった。また、1年以上(446日)長期室温保存した精子を用いて顕微授精を行い、得られた受精卵の卵管移植により、正常な産仔の作出に成功した。

自由記述の分野

生物資源保全学、発生工学、実験動物学

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公開日: 2016-06-03  

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