研究課題
勤務時間が長く、訴訟が多く、勤務環境、待遇がわるく外科は敬遠されて選択する医師が減少する中、2008 年度には外科を志す女性会員5%に対し、女性新入会員は22%であった。外科崩壊を食い止めるには女性外科医の就労継続支援と魅力的なキャリアパス形成が必要である。最終的には女性医師のワークライフバランスの改善は、外科医全体の労務環境改善につながるはずである。基本となる医学会分科会と医学教育機関での調査が不可欠であり、成功事例を学び、情報を共有し、意識改革のみならず、制度改革を含めて、女性医師の継続就労に関してエビデンスに基づいた解決策を提案し、労働環境を改善し医療崩壊を食い止めることを目的として、調査・研究を行った。研究成果の発信に関しては、学術集会にて口頭発表するばかりでなく、学術雑誌に論文として報告してきた。今までの研究成果を日本語論文で、また、国際語である英語論文として発信することができた。2013年に限っても、発信している情報は多岐にわたっており、女性医師支援に役に立つことが期待されている。
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