研究課題/領域番号 |
23510359
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
|
研究機関 | 九州看護福祉大学 |
研究代表者 |
生野 繁子 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 教授 (40249694)
|
研究分担者 |
吉岡 久美 九州看護福祉大学, 専任講師 (30412787)
|
連携研究者 |
正野 逸子 産業医科大学, 教授 (80280254)
鷹居 樹八子 産業医科大学, 教授 (40325676)
中嶋 恵美子 国際医療福祉大学, 教授 (30461536)
白川 惠子 九州看護福祉大学, 助教 (60566933)
戸田 岳志 九州看護福祉大学, 助教 (10590896)
松岡 聖美 九州看護福祉大学, 助教 (80566935)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
キーワード | ジェンダー / 中高年単身者 / シングル介護 / 男性介護者 / 介護者支援 / 高齢者介護 / 介護離職 / ワーク・ライフ・バランス |
研究概要 |
「在宅で高齢者を介護する中高年単身者」326事例の分析から、6割を占める息子・娘は、介護を「自分しかいない」「子としての責任」と受け止め、自分自身の将来展望に不安を持ちつつ継続していた。支援上の苦慮も男性に対しては家事能力・仕事との両立・介護技術、女性に対しては高齢者との関係・仕事との両立・他の家族との関係の順であり性差が見られた。男性は介護や地域でのネットワーク不足・情報不足・他者に頼れず一人で背負う傾向が明らかであり、「ワンストップ型カフェ」における支援の有効性が示唆された。 育児と同様に介護についても、すべての人が誰かをケアしている時代であることを前提にした制度設計と支援が望まれる。
|