研究課題
今年度においては、本科研が関係するかたちでの研究としては、フランス哲学における生命システム論、その社会的意義や倫理などに関する研究をおこない、その成果を、6月のDeleuze Studies in Asia Conference Taiwan,7月のフランストゥルーズ大学におけるリオタールドゥルーズ学会、同ポルトガルでのDeleuzeStudies等において発表し、また論文5本(英文を含む)を執筆した。また共同研究者の山崎は、引き続き臓器移植と贈与の人類学の研究をすすめ、国内外でさまざまな発表をおこなった。本研究は今年で終了するが、これに先立つ科研で倫理的な方向から生命科学やテクノロジーと人間の生、および生の哲学を扱っていたことを、社会的なシステム性、生権力論の成果などを織り込みながら展開することができ、最終年度として、それをとりまとめる研究を果たすことができた。今後はとりわけ英語圏など国外への発信にむけて研究をさらに進めようと考えているがその土台が形成できたとおもわれる。
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Deleuze Studies
巻: 2014-1 ページ: 94-110
思想 岩波書店
巻: 1079 ページ: 72-88
巻: 1070 ページ: 7-24
巻: 1077 ページ: 49-66
artscape DNP Musium Internet Japan
巻: 2013年6月15日号 ページ: インターネット