研究課題
基盤研究(C)
本研究は、人工物(artifact)の中でもとくに重要な位置を占める「作品」(works)が、「タイプ存在論」という視点から統一的に記述されうることを示した。その中でわれわれは、作品を特異な種類のタイプとして、すなわち偶然的・時間的性格を有し、かつ志向的作用に様々な仕方で依存する抽象的対象として捉えられることを明らかにした。この領域的存在論における成果は、一般存在論の発展にも寄与しうると考えられる。
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哲学論文集(九州大学哲学会[編])
巻: 第四十九輯 ページ: 127-157
哲学雑誌(哲学会編、有斐閣)
巻: 第126巻798号 ページ: 1-24