日本でも既に経済学者や社会学者が問題としきたベーシック・インカム(以下BIと略記)(無条件基本所得)について哲学的な観点から先行研究者と共同研究を行ない、またドイツのBI研究者との研究交流のみならず実践的推進者とも意見交流を行ない、2014年1月にはドイツとスイスにおいて一般市民にも公開されたシンポジウムで研究代表者が講演を行い、国際的かつ社会的な成果を挙げた。BIの哲学的意義の解明に関しては、BIが人権を現実的に保障する制度であるともに民主主義社会の更なる発展を可能にする基礎であることを明らかにした。
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