研究課題
基盤研究(C)
日本神話は戦前の軍国主義教育に利用された後遺症として、戦後は初等教育はもちろん大学においても学術的研究は行われてこなかった。しかし他の国々では人類文化史の重要な要素として神話を研究することが分子生物学をはじめとする諸科学との協同の中で目覚ましい成果を挙げている。その中に日本神話も位置づける目的で本研究は行われ、他地域の神話との比較によって日本神話が世界文化史上極めて重要な、日本が世界に誇ることが出来る文化文化遺産であることを示すことが出来たと考えている。日本神話は世界の始まりから王権の成立までの一連の流れを体系として保存しているが、それは文字使用の遥か以前からの古形に由来すると考えられる。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (11件) 学会発表 (12件) 図書 (4件)
市川裕編『世界の宗教といかに向かい合うか 月本昭男先生退職記念献呈論文集第一巻』(聖公会出版)
巻: 第一巻 ページ: 260-283
篠田知和基編『神話のシルクロード』(楽瑯書院)
ページ: 261-272
ページ: 309-322
篠田知和基編『異界と常世』(楽瑯書院)
ページ: 85-98
篠田知和基編『神話・象徴・図像 3』(楽瑯書院)
巻: 3 ページ: 67-80
ヨーゼフ・クライナー編『日本民族学の戦前と戦後岡正雄と日本民族学の草分け』(東京堂出版)
ページ: 211-224
國學院大學研究開発推進機構紀要
巻: 第5号 ページ: 92-78
Kami Ways in Nationalist Territory Shinto Studies in Prewar Japan and the West, Verlag der Osterreichischen Akademie der Wissenschaften
ページ: 75-107
篠田知和基編『罪と贖罪の神話学』(楽瑯書院)
ページ: 313-322
篠田知和基編『神話・象徴・図像II』(楽瑯書院)
巻: II ページ: 21-34
篠田知和基編『神話・象徴・図像I』(楽瑯書院)
巻: I ページ: 85-93