• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 研究成果報告書

中世における白山信仰日吉信仰全国伝播の研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23520109
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 思想史
研究機関金沢工業大学

研究代表者

平泉 隆房  金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (20148357)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード白山信仰 / 日吉信仰 / 白山神社 / 日吉神社 / 式内社 / 白山信仰研究史 / 伊勢神道思想 / 心神
研究概要

白山信仰と日吉(山王)信仰が、中世にどのように全国に広まっていったかを、現在の白山神社・日吉神社の分布図を作成し、それを参照しつつ検証した。中世前期までに成立した日吉社領が近江や北陸道を中心に全国に散在してみられ、その付近には現在でも多くの日吉神社が鎮座していることを確認した。白山神人と日吉神人、言い換えれば両信仰が対立することなく、協調して信仰圏の拡大につとめていたことも明らかとなった。
なお、これらの勢力が、衰退した延喜式内社に入り込み、それぞれの地域の拠点としていた事例を多く検出することができた。あわせて、古代中世について、白山信仰に関するこれまでの研究史をまとめた。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 伊勢神道「心神」小考2014

    • 著者名/発表者名
      平泉隆房
    • 雑誌名

      藝林

      巻: 63巻1号 ページ: 107-122

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 中世前期における白山信仰日吉信仰全国伝播についての一考察(一)-北陸道を中心として-2013

    • 著者名/発表者名
      平泉隆房
    • 雑誌名

      日本学研究(金沢工業大学日本学研究所)

      巻: 16 ページ: 1-82

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 白山信仰研究の現状と課題(一)-古代中世を中心として2012

    • 著者名/発表者名
      平泉隆房
    • 雑誌名

      日本学研究(金沢工業大学日本学研究所)

      巻: 15 ページ: 1-34

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 前期伊勢神道の思想2011

    • 著者名/発表者名
      平泉隆房
    • 雑誌名

      日本学研究(金沢工業大学日本学研究所)

      巻: 14 ページ: 1-82

    • 査読あり
  • [学会発表] 伊勢神道の諸相2013

    • 著者名/発表者名
      平泉隆房
    • 学会等名
      藝林会学術大会
    • 発表場所
      皇學館大学
    • 年月日
      20130000
    • 招待講演

URL: 

公開日: 2015-07-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi