研究課題
基盤研究(C)
Souvenirは,観光という感性的体験を感性的なままに保存する額縁の役割を果たす.一方souvenir購買を一つの消費行為と見るなら,それは感性のための消費である.この顕著な感性的消費行動の分析から,現代的消費における感性の役割について洞察を得るのが,本研究の目的であった.研究の結果明らかになったのは,①社交的・倫理的性格の強い日本のおみやげが飲食物を中心的内容とするのに対し,感性的消費の対象としてのsouvenirは置物類を代表とすること,②置物類の購買は欧米人に多く見られること,③日本人観光者も欧米では感性的な体験を求めることである.
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成城文藝(成城大学文芸学部紀要)
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Advances in Consumer Research(Dulth, MN:Association for Consumer Research)
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http://www.hichumanities.org/AH2014.pdf