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2013 年度 研究成果報告書

音律研究ーバッハ「平均律クラヴィーア曲集」をめぐる音律論争の解決に向けて

研究課題

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研究課題/領域番号 23520172
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 芸術学・芸術史・芸術一般
研究機関愛媛大学

研究代表者

岸 啓子  愛媛大学, 教育学部, 教授 (40036489)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード古典音律 / 平均律クラヴィア曲集 / 純正5度 / 調律法 / ビート
研究概要

『平均律クラヴィア曲集I』にバッハが想定した音律について、資料および和音の協和の観点から考察した。表紙唐草は24長短調を網羅した音楽史上初の曲集をライプツィッヒトマス教会カントル職への応募作品として提出するにあたり、不適切な調律での試奏による作品評価の低下を回避するため、最適調律法(バッハ音律)を自ら表紙に記したものである。彼は音楽史上画期的な全調構成のみならずその演奏に最適な調律をも提示することで、自身の総合的能力を示したと考えられる。
完全5度の唸りの数を聴くことは調律の基本プロセスであるが、5度の唸り状態を丸の数(1~3重)で示すと共に、装飾を兼ねて唐草模様風図示した点は独特である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 備考 (4件)

  • [備考] ① 美術館エントランスホールコンサートバロック音楽 アンサンブルとソロ三上 徹(ヴァイオリン) 岸 啓子(チェンバロ)愛媛県立美術館平成24年6月9日、6月10日

  • [備考] ② 美術館エントランスホールコンサートバロック音楽 アンサンブルとソロ愛媛県立美術館三上 徹(ヴァイオリン) 岸 啓子(チェンバロ)平成24年6月16日、6月17日

  • [備考] ③ 愛媛大学地域創成研究センタープロムナードコンサート バロック音楽の夕大西由美(ヴァイオリン)三上 徹(ヴァイオリン) 岸 啓子(チェンバロ)平成24年9月28日愛媛大学メディアセンターホール

  • [備考] ④ クリスマスコンサート大西由美(ヴァイオリン) 三上徹(ヴァイオリン) 岸 啓子(チェンバロ)平成24年12月15日松山市桑原町ホール

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公開日: 2015-07-16  

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