研究課題/領域番号 |
23520176
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 京都市立芸術大学 |
研究代表者 |
龍村 あや子 京都市立芸術大学, 音楽学部, 教授 (40207064)
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連携研究者 |
谷 正人 神戸学院大学, 人文学部, 講師 (20449622)
マーマット ウメル 新疆芸術学院, 音楽学部, 教授
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研究協力者 |
小柴 はるみ 東海大学, 名誉教授
屋山 久美子 ヘブライ大学, 日本語学科, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | ウイグル / 中華人民共和国 / 音楽 / 少数民族 / 中央・西アジア / イスラーム / トルコ語系 / 民族芸術 |
研究概要 |
本研究は新疆ウイグル自治区のウイグル人作曲家、ウメル・マーマットを主たるインフォーマントとして、比較文化・文明の観点から中央・西アジア音楽研究に携わってきた研究代表者(龍村)が、トルコ(小柴はるみ)、イラン(谷正人)、アラブ(屋山久美子)の音楽研究者と共に、トルコ語系民族のウイグルと他の中央・西アジア地域の音楽との比較を行ったものである。今日の伝承におけるウイグルの「ムカーム」は、他の地域の伝統よりも固定性が強く、各ムカームが固有の旋法のみならず、固有のリズムと舞踊の様式を持っている。ムカームに基づく一人の奏者の即興演奏も見られるが、音楽・舞踊の一体化した全体が一つのムカームの表現なのである。
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