研究課題/領域番号 |
23520179
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研究機関 | 沖縄県立芸術大学 |
研究代表者 |
波照間 永吉 沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 教授 (30189576)
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研究分担者 |
柳 悦州 沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 教授 (70200532)
久万田 晋 沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 教授 (30215024)
波平 八郎 沖縄県立芸術大学, 美術工芸学部, 教授 (40279427)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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キーワード | 画像 / データベース / 鎌倉芳太郎 |
研究概要 |
平成23年度は、6月に全体会議を開いて本研究の目的と各班の作業内容、スケジュールを確認し、各班の研究作業を実施した。10月に全体会議を開いて鎌倉ノート撮影作業状況、紅型型紙解析状況の確認と、次年度以降のデータベース整備についての方法的検討を全員で行った。 データベース構築班は、現在鎌倉資料総合画像データベースを運用しているサーバソフトの調整を行った。この総合画像データベースの性能拡張作業のアルバイトに謝金を支出した。 鎌倉ノート班は、未撮影の鎌倉ノート全40冊の撮影を行い全鎌倉ノート82冊の撮影は完了した。データベース上の語句索引化の方法を検討した。この方法的検討、また検索用インデックス作成の準備作業を行った。 型紙解析班は、これまでに未撮影だった紅型型紙の赤外線撮影を完了させた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ノート班は、未撮影の鎌倉ノート全40冊の撮影を順調に行い全鎌倉ノート82冊の撮影は完了した。しかしデータ構築班、鎌倉ノート班共に、様々な事情から専門家に専門的知識の提供を受けるという当初の予定は果たせなかった。
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今後の研究の推進方策 |
平成24年度は第2年度にあたるため、データ処理の基礎的問題を解決しておくことを第一の課題としている。 データ構築班、鎌倉ノート班共に、画像処理の専門家に専門的知識の提供を受けながら検索用インデックス作成作業を行ってゆく。 型紙解析班は、完了している紅型型紙の赤外線撮影のデータ化を本年度の課題として取り組み、そのデータについて画像処理と文字解析を進めてゆく。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成23年度に引き続き、鎌倉ノート班、型紙解析班共に作業を進めアルバイトに謝金を支払う。またデータ構築班、鎌倉ノート班共に、専門から専門的知識の提供を受けるために、謝金と旅費を使用する。作業の中枢である鎌倉資料総合画像データベースを運用しているサーバおの拡張とよび運用ソフトの整備に備品費、消耗品費を使用する。
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