〈最終年度の研究成果〉 最終年度(平成26年度)は、舞踊実演団体と劇場との提携について実態調査を行った。具体的にはバレエ団、ダンスカンパニーへのアンケート調査およびヒアリングを実施し、調査結果の分析を行った。 〈研究期間全体を通じて実施した研究成果〉 劇場・音楽ホールと芸術団体との提携の状況を調査し、その調査結果を分析した。研究期間を4年間とし、各年度ともにアンケート調査とヒアリングを行った。1年目には劇場・音楽堂を調査、2年目には劇団などの演奏団体を調査、3年目には劇団などの演劇実演団体を調査、4年目にはバレエ団などの舞踊実演団体を調査した。 調査・分析した結果は、日本音楽芸術マネジメント学会の研究大会において発表するとともに、学会誌に研究レポートとして投稿した。平成24年12月の第5回研究大会において、「劇場・音楽堂と芸術団体の提携に関する調査報告」と題する研究発表を行い、翌25年に刊行された「音楽芸術マネジメント」第5号に同名の研究レポートが掲載された。また、平成25年12月に開催された第6回研究大会において「演奏団体と劇場・音楽堂の提携に関する調査報告」と題する研究発表を行い、翌26年に刊行された「音楽芸術マネジメント」第6号に同名の研究レポートが掲載された。さらに平成26年12月に行われた第7回研究大会において「演劇実演団体と劇場の提携に関する調査報告」と題する研究発表を行ったが、平成27年に刊行される予定の「音楽芸術マネジメント」第7号に同名の研究レポートを投稿しており、掲載が認められている。
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